夜の蝶


 

男はみんな同じ

愛を語って身体を求める

 

でも、そこに所詮

愛なんて存在しないの

 

どうせ自分の欲を満たしたいだけ

 

だから私もそうするの

甘い誘惑に落ちてく快楽

 

使い終わればそれで終わり

すがり付いてくる男に興味なんてない

 

面白くない

みんな同じ…

 

それを理解していても

衝動は止まれない

 

愛を囁き(ささやき)に、今夜も私は

夜の街へと消えていく

 

「…アナタ、1人で飲んでるの?

  暇なら私の相手をしてくれないかしら…

  私も1人で寂しいの…ふふっ」

 

………バカな男ね