手を伸ばして


 

君の手に届きそうで届かない距離

 

ホントは伸ばしたいけど

そんな勇気もなくて…

 

 いつも私の2歩、前を歩いてる君。

 

ずっと眺めていた君の背中が

近く感じて遠くに感じる 怖いなぁ…

 

この手を伸ばしたらもう

一緒に歩けなくなるんじゃないかって

嫌な想像しかしないよ

 

自分からも逃げて

君からも逃げる

 

その方がきっと

嫌われるよりもっと楽なんだと思う

 

だけど決めたの!

 このままは嫌だって!!

 

このまま終わって後悔はしたくないの!

 

 だからお願い!

 神様。

 

 …私に…勇気をください…

 

「待って!私…!君の事…!!」